第2回 開発をはじめるまでにやること

開発を始めるまでに実施しておくと良いことを記載しています。

1.作るものが決まったら次にやること

1.1.はじめにやること
  ⇒ 調べてキーワードを入手する

作りたいものが決まったらwebで検索してみましょう。
仮に作るものがシューティングゲームだとすれば、「シューティングゲーム 開発方法」といった具合です。
今のgoogleやyahooといった検索エンジンは非常に優れていて、良質のサイトが上位に表示されることが多いでしょう。
数件気になるサイトを閲覧してみましょう。
いくつかのキーワードが見つかると思います。
ある程度経験すると、閲覧している間に何となく開発方法や難易度・情報量の多さを感じることができるようになるでしょう。

1.2.「5W」の情報を手にいれる
  ⇒ 最低限の情報を入手する

キーワードで検索して更に情報を手に入れましょう。
主に必要な情報は下記の通りです。
特に必要だと思われるものには★を付けています。

  • おおよその開発期間
      ⇒ 1週間か、3か月か、1年か。
  • 使用されている技術は古いものか新しいものか
      ⇒ 10年以上前から開発可能なのか、2,3年以内の技術を利用する必要があるか。
  • ★ユーザーは何を使って利用するか
      ⇒ スマホか、PCか、組み込み系か。
  • ★開発可能なプラットフォームは何か
      ⇒ WindowsPC、MacPC、ラズパイ、etc...。
  • ★作成したものを公開する場所はどこか
      ⇒ アプリストア、web、サーバ、OC組み込み、etc...。
  • ★情報は多いか、特に日本語情報は多いか
      ⇒ HOWTOを公開しているブログやサイトが複数あるか。
  • ・主な利用者はだれか
      ⇒ 自分だけか、ユーザー登録した人だけか、世界中の人か。
  • ・PCで開発する場合、スペックは足りるか
      ⇒ 自分の保有しているPCで開発が可能か。
  • ★開発して楽しそうか
      ⇒ 直観的に楽しそうか。

1.3.システム構成図を考える
  ⇒ どこで処理を行うかを決める

ソフトウェアを作成し動かすには何かしらのプラットフォームが必要です。
利用するプラットフォームが1つなのか複数なのかは作成するものによって決めます。
問題は「どこで処理を行うか」です。
例えばスマホで動くアプリを作成する場合、
html,javascript,css + java + oracleを利用するとした場合、
javascriptにほとんどの処理を実装するのか、javaに実装するのか、SQLに記述するか選択できます。
この比率はその時のトレンドや流行のツールによって変わります。
自分のやりたいものに比率を置くのもよいでしょう。

いくらgoogle検索が優れているとはいえ、初めたばかりの人が構成図を考えるのは難しいでしょう。
10分考えて思い描けなかったら、講師に頼りましょう。

1.4.リリースまでをイメージする
  ⇒ 「完成イメージ作成 → 設計 → プログラミング → 動作テスト → リリース」をイメージする

開発するのは多くとも2人、顧客もいないので何もルールはありません。
最低限やっておく必要があると思われるものを挙げます。
くれぐれも体裁や細かな文章表現に気をとらわれないようにしましょう。

  • 完成イメージ作成
      ⇒ ペイントツールで画面イメージを描いてみましょう。
  • 設計
      ⇒ はじめは作成する必要はありません。必要になったら作成してください。
  • プログラミング
      ⇒ 何を使ってコード書こうかな、ぐらいでokです。
  • 動作テスト
      ⇒ どうやってテストするかをイメージしてください。試験項目は作成しないことを強く勧めます。
  • リリース
    ⇒ これは他の工程と比べて具体的にしておいてください。とはいうものの、こうすればリリースできるという情報が入手できていればokです。

2.プログラミングを始める前に知っておくべきこと

2.1.代表的な考え方
  ⇒ とりあえずオブジェクト指向とその他でok

プログラミングする際のコードの書き方は沢山あります。
知っておくべきはオブジェクト指向というコードの書き方・考え方だけです。
オブジェクト指向は知っておいて損はないです。オブジェクト指向で書かれているコードは多いでしょう。
ただし、初めてプログラミングをするのであれば、オブジェクト指向とは何かを理解するよりも、
まずはコードを書く事を優先することをおすすめします。
コードを書いた経験があった方がより理解しやすいからです。

2.2.オブジェクト指向とは
  ⇒ 重要なのはオブジェクト指向にこだわりすぎないこと

ポイントはプログラミングする際にオブジェクト指向の考え方にこだわりすぎない事です。
目的を見失ってはいけません。
オブジェクト指向はあくまでプログラミングする際の大まかな指針であり、道具の一つです。
こだわりすぎて進まなかくなったり時間を浪費してしまうのでは本末転倒です。

2.3.子供心で考える
  ⇒ 自分で考えないと楽しくない

多少難しいと思っても、一度はどのタイミングで・どこで・何を・どういった処理を行うかは自分で考えてみましょう。
初めから教えてもらうのと一度考えた上でアドバイスを受けるのは大違いです。
繰り返し実施していくうちに、この頭の中で考える作業が楽しくなってくればしめたものです。

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